我々のような、コンサルタントやFP業において、『自己ブランディング』という概念が非常に重要です。
もちろん、「コンサルティングのクオリティー」や「提供するソリューションのクオリティ」「取り扱う金融/保険商品のクオリティー」が最も重要であることは言うまでもありません。
ただ、クライアントの立場からすると、「どういうコンサルティングを受けているのか」ということと合わせ、「どういったか人間からコンサルティングを受けているのか?」ということは、非常に気になるポイントになるようです。
その一つの基準として、クライアントは我々の「持ち物」をよく見ていらっしゃいます。
これまでのコンサルタントの経験の中で、クライアントとの会話ででてきたもので言えば、手続きに使用するボールペンから始まり、身に着けている「スーツ」や「ビジネスバック」、「靴」や「時計」などのビジネス用品。はたまた、クライアントとの打合せに乗ってきた「車」まで、色々なものについて質問をされてきました。
また、必ずしも「高いものが良い」ということではなく、「きちんとビジネスフォーマルを理解しているのか」とか、「それを選んだ理由は何なのか」など、我々の価値観を確認されたいようです。
一流のコンサルタントがどういうものを身に着けているのか、また、どういうものを身に着けているコンサルタントから、クライアントは話を聞きたいと思っているのか。
『自己ブランディング』の整理と共に、持ち物には拘りを持つ必要があります。