18.スタッフKが見た弊社代表-会社の5年後-

スタッフKの閑話

18.スタッフKが見た弊社代表-会社の5年後-

今回もまた代表に代わりまして弊社スタッフKがこっそりと代表の不思議をお伝えします。
代表と一緒にお仕事を最初にさせていただくことになって、一番驚いたことは…。

忘れもしません、お仕事に持って行かれる会社の資料をコピーしている時に、
「すごい量ですね」と私がこぼすと、
「その何倍もありますよ」と代表が笑っていました。
「えっ!?これ一社分ですよね!?」「ですね」
という会話の後のことです。

「会社って、これからその会社をどうしていくのかによって、お金の動かし方がかわるんですよ」
という代表の不思議な言葉から始まりました。
代表「例えばご高齢の方が代表の場合、事業承継にはすごく時間がかかるんです。後継者を育てなければいけませんし、退職金の準備だって必要です。その準備って何年もかけておこなわないと、急にはできないじゃないですか。」
K「は〜〜〜そうですね。でも、会社を経営してたらそんなこと考えていられないですよね」
代表「そうかもしれませんね。あと、もし、5年後に設備投資をしたいなら節税をしない方がいい場合もあるんです」
私「会社の人は常に節税したいんじゃないんですか?」
代表「節税すると、銀行格付けというものが下がるんです。つまり、会社がどれくらい資産を持っているかという格付けです。それが下がれば、銀行はお金を貸しても回収できないかもしれないと判断するため、肝心なの設備投資をしたいタイミングで銀行がお金を貸してくれないということもあって」
私「じゃ、闇雲に節税しちゃだめじゃないですか」
代表「そうですよ。だから、その会社の5年先、10年先のビジョンを考えているので、あの資料の量になるんです。」
私「…!!!うちの会社ってすごいことやってたんですね!!!!!」
代表「すごいことやってたんですよ」

代表はちょっとだけ得意そうに笑っていたような気がします。