スタッフKの閑話
15.スタッフKが見る弊社代表-電話営業-
今回は代表に代わりまして、某日本系の大手保険会社に勤めていたKがカルチャーショックを受けたことを書きます。
代表がよく「僕、電話営業とかできないんですよね」と言うのをご存じでしょうか。
これは嘘でもなんでもなく、電話を一件かけた後、「ふぅ…よし、ひとつ仕事を終えたぞ」とおっしゃっている位に苦手な様子です。
一方、私が某日本系の大手保険会社にいたときには、営業先のリストを渡されて電話をかけていました。
一日に十何件は電話をかけます。(大体出てもらえません)
余談ですが、私は(おそらくこの人には人生でもう会うことはないだろう)と思うと大胆になれるタイプだったようです。
町中を歩いていて企業を見つけると、「あっ、会社だ。ちょっと挨拶に行こう」と言って飛び込みをしていたため、
上司に「体育系の営業」と揶揄されていました。
私が「なんで電話かけないんですか?」と聞くと、「知らない番号からかかってきたら怖いじゃないですか!」と真剣に言われました。
私は「営業の方ですよね?」と思わず代表に聞きました。
「ええ。まぁ一応」とおっしゃるので思わず笑ってしまいました。
私「飛び込み営業とか…やらないんですよね?」
代表「ええ。やってたんですか?」
私「はい。」
代表「えっ。どんな風に?」
私「町を歩いてて、会社があると、『あっ。挨拶しにいこう』みたいなかんじで」
代表は「マジかぁ……」と遠い目をされていました。
無論私がバリバリ営業で稼いでいたわけもなく…。
電話もできない営業マン(TOT)を見て、私もマジかぁと少し泣きそうになりました。